皆、何を楽しいと思って生きているんだろう。
割と苦しいことばかり起こる割に、心から楽しいと感じることはなかなか起きない。
こんな気持ちになることってありませんか?
僕は、東大に3年連続で落ちた後や社会人1年目のときに、こんな気持ちになってました。
今は社会人5年目ですが、あまりこういう気持ちにならなくなりました。
変化のきっかけの出来事を書き記します。
僕の高校時代、アメリカンフットボール部の自分達の代のキャプテンについてのエピソードです。
人生に起きた不意の出来事
そのアメフト部のキャプテンはレシーバーという、パスをキャッチするポジションで、僕はコーナーバックという、そのパスのキャッチを邪魔するポジションでした。
なので、チーム内で練習するときは相対峙するライバルのような関係でした。
大学受験では、彼と僕は二浪を経験し、二浪目は同じ予備校に通っていました。
大学時代、高校の同級生とは学年がずれていたため、大学生らしいことは彼と楽しむことがままありました。
彼とタイに旅行に行ったとき、彼は現地の女性を口説いていました。
また彼と学園祭に行ったとき、彼は僕にナンパの仕方を説いていました。
とある高校の同窓会の帰りには、彼は女友達と私を築地に誘い、その流れ(?)でマザー牧場のバンジージャンプを飛びに行きました。
上の通り、彼は無類の女の子好き、かつ新しい場所にどんどん行くのが好きな青年でした。
社会人になってからも、ちょくちょく会っては刺激を受けていました。
彼は損害保険会社の営業で活躍している様でした。
僕が名古屋にいたときに、彼から転職の相談を受けたこともありました。
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そんな彼でしたが、突然、病気で亡くなりました。
病気が発覚してわずか半年足らずでした。
学年で一番パワフルと言っても過言ではないあの彼が、と思うと信じられませんでした。
人生を小説に例える
彼には感謝しています。
彼の冒険心は、僕の人生までも豊かにしてくれました。
同時に、人がいつまで生きられるかはわからないことも実感させてくれました。
自分がやりたいことは、できるだけ早くやっておいた方がいいと確信することとなりました。
↓RADWIMPS関連の別記事
「’I’ Novel」という曲のこの一節を聴くと、彼を思い出し熱くなるものがあります。
人生を小説のように例えているのですが、彼の人生を思い、同時に自分の人生を思わせてくれます。
例え1ページで終わる命も
1000ページに及ぶ命も
比べられるようなもんではない
同じ輝きを放つに違いない
あいまい 何の気ない言葉延々紡ぐ暇などない
1ページを生きた少年の
本には誰よりも光る一行が
綴られているんだ
そう信じてやまないんだ
もうジタバタしてたいんだ
僕もどれだけ遺せんだ
ねぇどれだけ生きれんだ
時間以外の単位で
人間開花/CD/UPCH-20436
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自分にとっての楽しい人生
彼の本は、想像よりもかなり少ないページ数で終えることを余儀なくされました。
でも光る文が数多くありました。
ひるがえって、自分はどうか?
いつ勝手に終わらされるかわからない人生に、満足して生きているのだろうか?
光る文章は書けてるだろうか?
こう考えたとき、僕は人生が楽しくないなんて言ってる場合ではなくなりました。
僕たちは時間が経過していく中で、常に何かに命をかけていることを自覚しました。
だから、自分がやりたいと思っていたことに近づく行動を取り始めました。
NPOや社会的事業を行いたいという目標を達成するために動き始めました。
こうなると、だんだんと人生が能動的に動き始めて楽しくなってきました。
人生が楽しくないと感じている方へ。
あくまでも僕の例ですが、まずは何か叶えたい夢や目標を立ててみるといいかもしれないです。
すると、それを達成するために行動する必要が出てきます。
だんだんと人生にハリが出てきました。
仮置きした夢や目標は、ハリが出てから修正しても大丈夫です。
だんだんと自分にとって、人生で楽しいと感じることがなんなのか、わかってきました。
いつ終わるかわからない人生、なるべく楽しみたいな、と思いました。
まずは小さくてもいいので、夢や目標を立てるところから始めるのが良かったのかなと思います。
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